飲食店営業許可とは?基本知識を解説
飲食店営業許可とは、保健所が発行する許可で、飲食店を合法的に営業するために必要なものです。
この許可を取得することで、店舗内で調理した料理を提供したり、午前0時まで酒類を提供することが認められます。
飲食店営業許可の申請方法には、事前に必要書類を揃え、防火管理者や食品衛生責任者の設置などの条件を満たすことが含まれます。
この許可は、食品衛生法に基づいて発行され、無許可営業は法律違反となります。

法改正で変わった点
飲食店営業許可に関する最近の法改正では、2021年5月末に「喫茶店営業許可証」が廃止され、喫茶店も飲食店営業許可の対象となりました。
この変更により、喫茶店においても飲食店と同様の衛生基準や申請手続きが求められるようになりました。
また、法改正により、衛生管理の強化が進められており、店舗の設備基準の確認や食品衛生責任者の配置がますます重要なものとなっています。
許可が必要な場面と適用業種
飲食店営業許可証が必要となるのは、食品を調理して提供する飲食店全般やカフェ、居酒屋、ファーストフード店などの業種です。
また、ケータリングサービスや移動販売車で料理を提供する場合も対象となります。
一方で、製造した食品をそのまま販売するパン屋や、食品を温めるだけの業態では、飲食店営業許可は必要ありません。
ただし、業態や商品の提供方法によって許可の要件が異なるため、事前に保健所へ相談することが大切です。
無許可営業のリスクと罰則
無許可での飲食店営業は、食品衛生法第52条1項違反として厳しく罰せられます。
具体的には、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科される可能性があります。
無許可営業が発覚した場合、店舗の閉鎖だけでなく信用の失墜にもつながり、後の営業活動に大きな支障をきたすことになります。
こうしたリスクを回避するためには、飲食店営業許可の申請手続きを正確に行い、営業開始前に必ず許可証を取得しておくことが重要です。
営業許可証が不要な場合とは?
飲食店営業許可証は大半の飲食関連事業で必要ですが、一部には例外もあります。
例えば、個人が自宅で行う家庭的な規模の料理教室や、飲食を提供しない純粋な物販業など、食品衛生法の適用外となるケースもあります。
ただし、具体的な状況によって異なるため、必ず保健所に相談を行うことが重要です。
ルールを誤解し無許可で営業を行うと、法律違反となるため注意が必要です。
保健所との円滑なコミュニケーション
飲食店営業許可証を確実に取得するためには、保健所とのコミュニケーションを円滑にすることが不可欠です。
問い合わせへの対応や施設検査の立会いなど、保健所担当者との関係を良好に保つと、申請プロセスがスムーズに進みます。
また、積極的に質問をする姿勢を持つことで、申請方法や注意点に関するアドバイスを受けられる場合もあります。
自治体ごとの特殊なルールや運用に関する情報収集も効果的です。
誠実な態度で対応することで、信頼関係を構築し、成功率を高めることが期待できます。
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