コラム

建設業許可のタイル・れんが・ブロツク⼯事とは

タイル・れんが・ブロック工事とは、れんがやコンクリートブロック、タイルなどの材料を用いて工作物を築造したり、建築物にこれらの材料を取り付けたり貼り付けたりする工事のことを指します。

具体的には、コンクリートブロックやれんがを積み上げる工事、タイルを床や壁に張り付ける工事などが挙げられます。この工事は、住宅や商業施設などさまざまな建築物の美観や耐久性を高める役割を果たしています。

使用される材料の種類と特徴

この工事で使用される主な材料には、タイル、れんが、コンクリートブロック、スレート、サイディングパネルなどがあります。
それぞれの材料には特徴があり、用途に応じて選ばれます。

タイル

耐水性に優れ、デザイン性が高いため、内装や外装に幅広く使用されます。

れんが

自然な風合いと高い耐久性を持ち、外壁などに使用されることが多いです。

コンクリートブロック

施工が効率的で、構造物の強度を高めるために用いられます。

スレートとサイディング

軽量で施工が比較的容易なため、外壁の仕上げ材としての需要が高いです。

これらの材料は、それぞれの特徴に応じて適切な場所に使用され、建築物の美観や機能性を向上させる役割を担います。

タイル・れんが・ブロック工事業が関わる建築物

タイル・れんが・ブロック工事業は、さまざまな建築物で活用されています。
住宅の外壁や庭のれんが塀、商業施設の内装タイル、公共施設のコンクリートブロック壁など、その範囲は広がりを見せています。

また、築炉工事や耐火性が必要な特殊な建築物にもその技術が活かされています。
これにより、建物全体の強度や耐久性だけでなく、美しい外観デザインを提供する点でも重要な役割を果たしています

これらの工事を行うためには適切な建設業許可が必要であり、法律を遵守しながら高品質な施工を提供することが求められます。

おすすめの資格

タイル・れんが・ブロック工事業でキャリアを積む場合、資格の取得が大きな助けとなります。
特に「2級建築施工管理技士」や「ブロック建築技能士」などが取得を目指す資格としておすすめです。

建築施工管理技士は、建築現場における施工管理能力を証明する資格です。
タイルやれんがを適切に取り扱うための知識や施工計画、品質管理に関する試験が含まれます。

また、ブロック建築技能士では、ブロック積みやタイル張りの実技試験が課されるため、現場での技術力をアピールできます。
資格を取得すれば、専任技術者の要件を満たすだけでなく、建設現場での信頼性や自身のキャリアアップにも繋がります。

実務経験が免除される国家資格等

専任技術者要件の実務経験が免除される国家資格等のうち、代表的なものを一部ご紹介いたします。

  • 1級土木施工管理技士
  • 1級土木施工管理技士補
  • 2級土木施工管理技士
  • 2級土木施工管理技士補
  • 2級建築施工管理技士
  • 2級造園施工管理技士 など

行政書士くにもと事務所
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